2007年  トビ  007    戻る

撮影(05/04)    掲載(05/04)

 トンビは長い時間の考慮の末、白い腹を見せて浮いているコイの真上に飛び
降りる結論に達したようです。
 同時に、自分の脚が届く水深か、今は引き潮か満ち潮かの判断もしていたこと
でしょう。
 この姿はおそらくコイをワシ掴みにして、そのコイを川底に押しつけ、弱らせるか
息の根を止めるか、をしているのだろうと推測します。
 また、コイの大きさによっては、このスタイルのままで空中に飛び上がる事は非
常に難しいと考えます。即ち、飛び上がるには助走飛び立ちが必要です。トビの
助走飛び立ちなんて、私は見たことも聞いたこともありません。

(Canon) EOS Kiss Digital N
  EF 200mm F2.8L II USM + (KENKO) 1.4X DIGITAL TELEPLUS PRO 300